開催報告
第3回は、2015年06月06日 (土)に「くらもち珈琲」(亀戸) で開催しました。
開催報告 - 淡交会掲載記事(拡大版)
81回生から83回生の両国高校図書委員が、主に書庫で「お茶会」に興じていた頃から約三十年が経ちました。
去る2013年8月24日に、委員会活動としては初めての卒業生会(「淡交会」談)となる”都立両国高校図書委員会(81~83回生)「お茶会」”を催しました。その後、2014年5月24日には81回生卒業三十年記念として、そして、更に今年2015年6月6日には82回生卒業三十周年記念として催しました。
【前日、体育祭】
今回の「お茶会」開催日の前日は、両国高校/付属中学の体育祭でした。そのことは、日常的なやりとりを目的として、「お茶会」に並行して用意した グループウェア上で提供された情報によって知ることができました。
体育祭当日、他で用事を片付けてから急ぎ駆けつけて到着したのは、午後の部が始まる少し前でした。高校だけでなく、附属中学の生徒の保護者を交えているためでしょうか、演目が始まると、その様子を一心に撮影する姿が数多く見受けられました。
昔ながらの演目や初めての演目が、分刻みのスケジュールで次々と繰り広げられました。その進行を生徒に委ねることを自主性育成の一助にしているらしい旨を聞きました。
幾つかの演目では、女性の活躍が目立ちました。三十年前のような男女比が大きく偏った「黒い」イメージとは無縁ですが、それを別としても、活発さで観客を魅了する女性達は印象的でした。
男女比の偏りに因んで言えば、共に参観していた同期や先輩が語るところでは、三十年前の女性陣は、上級年の男性陣から特別な扱いを受けたとのこと でした。その詳細な事例を聞かずじまいでしたが、些か生々しくも思える裏話は興味深く、後日、根掘り葉掘り知りたいものです。
また、(1982年度まで使われていた)校庭側の門から校舎へと向かって登校するアベックを、他の生徒達がベランダから眺めながら冷やかしていたそうです。それはそれで微笑ましくもありましょうか。現在では、そうやって冷やかすのも憚られるほどに多数のアベックを校内外で目にするのは、時代の趨勢なのでしょう。我が身を振り返れば、両国高校の制服を隠さずに錦糸公園のベンチで愛撫を交わす後輩たちの姿に対して、とやかく言えるような立場ではありませんでしたが。
閑話休題。
最後の演目であった色別対抗リレーの途中で降り始めた雨は、胴上げされた大井俊博校長が生徒達の足元に姿を消した頃から次第に粒を大きくしました。そして、校歌を斉唱する頃からは、本降りへと続くことを確信させる雨脚へと移ろいました。
在学時は煩わしくとすら感じた体育祭であり、今回も父兄に類する縁はありませんでした。そのために、どれだけ楽しめるかと不安はありましたが、弾けるような女性陣の活躍もあってか、体調を圧して見学に訪れた甲斐を感じることが出来ました。